特定非営利活動法人 血液情報広場つばさより、本活動につきまして以下のとおり発表いたします
(以下、つばさ公式ウェブサイトより)
皆さまの「小児がん・若年がん罹患者の妊孕性(精子保存・卵子保存)に保険適用を請願する署名」へのご協力に深く感謝しつつ、2020年に向けてご挨拶申し上げます。
6月1日に厚生労働大臣宛てに要望をお伝えし、8月1日に署名活動開始しました。要望開始以来、メディアのご協力や医療や政治家の方々からアドバイスをたくさんいただきました。署名活動は先ず、血液内科初め医療関係から届き始めました。そして社内で集めたい、メディアとしてはゆっくり対応する予定だが一先ず部内で集めました、等など。また「私も30代でがんに罹患。治療を受けて、今は元気です。‘小さながん患者も含めて若い人たちに、小さながん患者も含めて、未来の可能性を残そう’というこの素敵な活動に協力したいです」などと、1人で友人・知人に語りかけてくださった方まで。つばさの局留めはもとより、目指す会の後藤千英さんにもたくさん封書が届き、フォーラムやセミナーの会場で手渡しでくださる方もたくさんおられました。差出人のお名前とご住所を一つ一つ繰りながら、より良い社会でありたいと願う心に打たれ励まされております。
詳細なカウントは未だですが、封書の様子を写真に収めました。感動をお裾分けさせてください。大きく広げたのは、病院の封筒です。血液内科や小児科の先生方や看護師さん、HCTC(院内移植コーディネーター)さん、相談支援センターの相談員さんなどがたくさん集めてくださったようです。血液がんや小児がんの領域で妊孕性温存への関心が高いことを実感します。右側に並べ、積み上げたのは、個人や企業や団体で取り組んでくださった方々からです。
署名は2019年版の8月~12月分を第一次集計といたします。ただ「これから企業内で集めたい」「団体内で取り組みます」などの声もあり、「保険適用は一般認識として広げる必要がある」とのアドバイスもありますので、2020年に向けて継続とします。
2020年版を最初にNewsletterひろばに同封し、発信開始いたします。また1月から医療や研究者の皆さまと小児・若年者の妊孕性温存に関する学習(セミナー開催や学会への参加)を始め、政治・行政・社会に相談を続けていきます。
さらなるご協力を心からお願い申し上げます。